参考図書へ/ 前図書 |
「カルト宗教のトラブル対策」
--- 日本と欧米の実情と取り組み --- 山口宏・中村周而・平田広志・紀藤正樹著 教育史料出版会 \1,900+税 (2000年5月20日発売) |
カルト宗教の組織的な人権侵害や消費者被害にどう対処しているか、日本の実態、欧米の実情を紹介しています。欧米の実情には学ぶ点がたくさんあります。ライフスペースに関しては、名誉毀損訴訟を乱発し批判的言論を封じようとする動きが顕著であったこと、就学児童が学校にも行かされず子どもの人権が侵害されていたことなど、種々の問題点を指摘しています。 |
目 次 | |
[T] カルト対策をめぐる日本の実態 1 日本のカルト事情 2 オウム真理教の事件の教訓 ---とりわけ警察の責任 3 「法の華」の摘発と霊視商法・宝冠堂事件 4 ライフスペースなどその他の実例 5 日弁連の判断基準とは [U] ヨーロッパの対策の実情 1 フランス議会報告 2 ベルギー議会報告 3 ドイツ連邦議会---「セクトと心理集団」調査委員会報告 4 EU議会等の実情 5 セクト対策欧州会議 (1999年4月) に参加して 6 東欧諸国のカルト事情 [V] アメリカの対策の実情 1 アメリカのカルト対策の実情 2 カルト訴訟の法理論---ABAレポート [W] なぜ日本でできないのか 日本の実情と新しい動き |